鷹・城島氏、初日から“城島節“連発 ジーンズ姿で球場入り、王会長に「怒られた」

キャンプを視察したソフトバンク・城島健司会長付き特別アドバイザー【写真:藤浦一都】
キャンプを視察したソフトバンク・城島健司会長付き特別アドバイザー【写真:藤浦一都】

グラウンドに出る際にはジャージ姿に、円陣では工藤監督いじり爆笑誘う

 ソフトバンクは1日、宮崎市の生目の杜運動公園で春季キャンプをスタートさせた。今季から会長付き特別アドバイザーに就任した城島健司氏も初日からキャンプを視察。工藤公康監督やコーチ陣とコミュニケーションを取るなどし、15年ぶりのホークスのキャンプ初日を終えた。

「初日で天気良く、土日ということでたくさんのファンがいて、選手もやりがいがあったんじゃないでしょうか。キャンプ初日にたくさんの人が来てくれるのは当たり前じゃない。ありがたいと思わないといけない。20何年前、高知のキャンプでは数えるくらいしかいなかった」

 キャンプ初日が土曜日と重なったことで、キャンプ地には多くのファンが集まった。この日の来場者は約2万人。城島アドバイザーにもファンから多くの声援が飛んだ。「嬉しいですね。ありがたいです。野球人として感謝ですね」とも語った城島氏は、まず集まった多くのファンに感謝した。

 練習開始前にはA組の全選手、コーチの前で挨拶に立った。「昔ホークスで野球をやっていた城島です。専門分野は魚釣りと麻雀です。聞きたいことがあれば、何でも聞きにきてください」と自己紹介。さらには「若い時に工藤さんにめちゃくちゃいじめられてました。甲斐、気持ちは分かるぞ」と語って工藤監督をいじり、笑いを誘った。

 球場入りした際にはジーンズ姿だったが、グラウンドに出てくる際には15年ぶりのホークスのジャージに身を包んだ。「(王)会長がダメって。43歳、初日に怒られました。正されましたね」。王貞治会長から注意が入ったよう。さらに“工藤監督いじり”も「会長に怒られたので、その流れを工藤さんにもっていきました」と、裏話を明かして、報道陣を笑わせていた。

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