巨人坂本「強度を上げて追い込めたら」通算2000安打へパワーアップだ

スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」が独占インタビュー

　巨人の坂本勇人内野手が宮崎キャンプでのパワーアップを誓った。今春のキャンプはマイペース調整が認められる「S班」で始動。スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」の独占インタビューに応じ、「キャンプよりも自主トレの方がトレーニングだったり、基礎的なことができる。その延長で。もっと強度を上げて自分を追い込めたらいい」と明かした。

　昨季は全143試合出場し、打率.312、40本塁打、94打点をマーク。キャプテンとして5年ぶりの優勝へ導き、初のリーグMVPに輝いた。通算2000安打まで、あと116本。7月13日までの史上最年少到達に期待がかかる中でのマイペース調整に、充実感を感じているようだ。「キャンプは毎年チーム練習というか、そういうことにすごく時間がかかる。（S班スタートで）すごく自分の時間を多く使えると思っているので、すごくありがたいなと思っています」と指揮官に感謝した。

　1月の沖縄での自主トレでは北村拓己内野手ら若手と共に自らを追い込み、キャンプ中は全体練習後に木の花ドームで精力的に打撃練習している。「正直、キャンプよりも自主トレの方がトレーニングだったり、基礎的なことができる。その延長で。もっと強度を上げて自分を追い込めたらいいかなと思っています。自分の体の強さだったり、自主トレからやってきたことを延長して、さらにできる感覚なので、すごく嬉しいです」。8年ぶりの日本一へ、まずは鍛錬を積むつもりだ。