ハム中田が“小笠原似”新フォームの理由明かす 「真似した訳ではないけれど…」

日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】
日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】

中田が希望「小笠原さんの手が空いた時に、いろいろ聞きたい」

 沖縄・名護キャンプに参加している日本ハムの中田翔内野手が7日、改良を加えた新しい打撃フォームについて語った。

 構えた時にバットを立ててタイミングを取る動作は、周囲から小笠原道大ヘッドコーチの現役時代のフォームと似ていると指摘されていた。

「真似した訳ではないけれど、近いフォームになっている」と切り出した中田。よりヘッドを使ったスイングを模索するうち、自然にたどり着いたという。「手首を立てて、ヘッドを感じながら」と1月に始めてから「ずっと調子がいい」と感触は上々だ。

 今季14年ぶりに古巣復帰した小笠原ヘッドコーチと打撃論を交わしたいという思いがある。「なぜああいうバッティングフォームになったのか聞いてみたい。(自分と)同じ考えなのか、全く違う考え方なのか」と中田は言う。

 ただ、すぐに聞きに行かないのは、気遣いの男らしい理由からだった。「今は小笠原さんも若手の指導で一杯一杯だから、僕らが邪魔するような形はとりたくない。小笠原さんの手が空いた時に、いろいろ聞きたい」と答え合わせの日を待っている。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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