田中将大の守備力を辛口NYメディアが大絶賛 「メジャーで並外れた内野手級」

スプリングトレーニングに臨んでいるヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
スプリングトレーニングに臨んでいるヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

田中は18年にゴールドグラブ賞の最終候補に入っていた

 メジャーではバッテリーキャンプがスタート。各地で各球団の投手、捕手がシーズン開幕へ向けキャンプに参加している。ニューヨークTV局「YESネットワーク」のアナリスト、ジャック・カリー氏は自身のツイッターで「各チームはシーズン通じて、投手のフィールディング練習を行うべき」と、投手のフィールディング練習の重要性を指摘。「タナカなら(その気になれば)メジャーリーグで並外れた内野手になっていただだろう」とヤンキースの田中将大投手の守備を称賛している。

 メジャーでは基本的に投手はシーズン中にフィールディング練習を行わない。そのため、スプリングトレーニングが投手のフィールディング練習風景を目にする数少ない機会となる。これについてカリー氏は「各チームはシーズン通じて、投手のフィールディング練習を行うべき」と重要性を提言している。

 カリー氏は続けて「タナカなら(その気になれば)メジャーリーグで並外れた内野手になっていただだろうと、確信している。素晴らしいフットワーク、機敏さ、本能があり、送球も正確だ」と、田中のフィールディング力の高さに太鼓判を押している。

 NPB時代の11年~13年と3年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞した右腕は、メジャーでも2018年にゴールドグラブ賞の最終候補までノミネートされるなど守備力の高さは折り紙付き。

 メジャーではいまだ日本人投手がゴールドグラブ賞を受賞したことはない。野手を含めてもイチロー氏が2010年に受賞して以降、日本人受賞者は現れていない。果たして“野手級”と評されたその守備力で田中は栄誉を手にすることができるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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