ファンが選んだ“歴代最強助っ人”は? DeNAはシーズン153打点打者&161キロ右腕

MLB時代のマーク・クルーン【写真:Getty Images】
MLB時代のマーク・クルーン【写真:Getty Images】

Full-Countの公式ツイッターで読者アンケートを実施

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期となっているプロ野球。なかなか開幕が訪れずに“野球ロス”になっているファンの方々も多いだろう。そんなファンの人たちに少しでも“野球ロス”を埋めていただきたく、Full-Count編集部ではファンの人たちと一緒になって楽しめる企画を検討してきた。

 そこでツイッター上で12球団の“歴代最強助っ人”のアンケートを実施。編集部の独断で各球団の助っ人投手、助っ人打者で特に印象深い選手を4人ずつ選出。そこからファンに投票してもらった。第1回は大洋、横浜、DeNA編だ。

 投手で最も高い得票率だったのは2005年から2007年の3年間、守護神として84セーブを記録したマーク・クルーン投手だ。DeNAは歴史を振り返ってみると、大活躍を見せた助っ人投手が少ない。ドミンゴ・グスマン、ギジェルモ・モスコーソ、そして現在もチームに在籍するスペンサー・パットン投手との争いで、クルーンは56%の票を集めた。

 クルーンは2005年にロッキーズから横浜へ。1年目途中からクローザーを任されるようになり、いきなり26セーブをマークした。3年目の2007年には当時のNPB最速記録となる161キロを記録。2008年から巨人に移籍し、1年目には41セーブで最多セーブのタイトルを獲得した。

 投手とは対照的に打者には優良助っ人が数多くいた。ノミネートしたジョン・シピン、カルロス・ポンセ、ロバート・ローズ、タイロン・ウッズの4人以外にも、グレン・ブラッグスやジム・パチョレックなどが候補に。その中で69%という圧倒的な得票率でトップだったのがロバート・ローズだった。

 1993年にエンゼルスから横浜入りしたローズ。加入当初はさほど大きな期待を抱かれていたわけではなかったが、打率.325をマークし、94打点で打点王に輝いた。その後、2000年まで8年間、横浜の打線の核として活躍。1999年には192安打を放ち、打率.369、37本塁打、153打点。驚異的な成績を残して首位打者、打点王、最多安打のタイトルに輝いた。

 投手はクルーン、打者はローズとなったファンの投票結果。ちなみに2位は投手がパットン、打者はウッズという結果だった。果たしてファンの皆さんにとって納得の結果になっただろうか。

(Full-Count編集部)

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