元阪神キーオ氏が死去 娘には立て続けの悲報、3週間前に息子を亡くしていた…

阪神で活躍したマット・キーオ氏(写真はアスレチックス在籍時)【写真:Getty Images】
阪神で活躍したマット・キーオ氏(写真はアスレチックス在籍時)【写真:Getty Images】

米地方紙「マーキュリーニュース」が伝える

 元阪神のエースとして活躍したマット・キーオ氏が亡くなった。64歳だった。米メディア「AP通信」など複数の米メディアが一斉に報じた。

 キーオ氏は1977年からアスレチックスの主力投手として活躍。1983年途中にヤンキースへと移籍すると、カージナルス、カブス、アストロズと渡り歩き、1987年に阪神へ入団した。来日1年目から11勝をマークするなど在籍4年間で45勝を記録し、当時の阪神投手陣のエースだった。

 64歳でその生涯を閉じることになったキーオ氏だが、キーオ氏の娘であるカラ・キーオさんにとっては立て続けの悲しい知らせとなったのだという。米地方紙「マーキュリーニュース」がレポートしている。

 父のマット・キーオ氏を亡くした娘のカラさん。実は父を亡くす3週間前には幼い息子、マット・キーオ氏にとっての孫を亡くしていたのだという。記事では「彼の娘カラは、彼の父の死の3週間前に幼い息子を亡くしている。彼女もSNSに父への思いを載せた」とし、カラさんがインスタグラムに綴ったメッセージを紹介した。

 カラさんは自身のインスタグラムで「お父さん、どうか私の息子の面倒を見てあげてね。サークルチェンジアップを教えてあげて、友達の見つけ方もね。今度は天国でおじいちゃんとしての仕事が待っているね」と記し、キーオ氏の冥福を祈っていた。

【写真】キーオ氏の娘・カラさんが自身のインスタグラムで追悼 優しいおじいちゃんの顔をした近影や阪神時代の面影を残す口髭姿も

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