オリ中川、“守備改革”に手応え 西武中村のグラブ捌き研究「力感なく柔らかい」

守備練習で汗を流すオリックス・中川圭太【写真提供:オリックス・バファローズ】
守備練習で汗を流すオリックス・中川圭太【写真提供:オリックス・バファローズ】

この日からチームは自主練習ではなく1軍首脳陣も全員参加、投手と野手は時間を分けて練習

 オリックスの中川圭太内野手が17日、京セラドームで行われた野手練習後にオンライン取材に応じた。

 この日から自主練習ではなく1軍首脳陣が全員参加する中、投手、野手が時間を分けての“全体練習”が再開。打撃、守備練習などを行った中川は「1か月ちょっとできなかったけど、気持ち新たに集中力できている」と笑顔を見せた。

 ルーキーイヤーの昨年は111試合に出場し打率.288、3本塁打32打点9盗塁の成績を残し、交流戦では打率.386で首位打者に輝いた。

 自主練習期間では守備練習とウエートを重点的に行っていたようで、西武・中村剛也の動きなども動画で研究。「打球に対しての一歩目。目線を変えずにいく。ハンドリングの3つを意識しました。中村さんは構えから力感がなくスムーズに始動してハンドリングが柔らかい」と語った。

 開幕は大きく延期となったが6月中の開催に向け準備を進めるNPB。ここまでの期間は「いつ開幕してもいいように気持ちを切らさずやってきた。延期だからといってメンタルが変化することはなかった」と、前向き練習を続けていたようだ。

「あと1か月ちょっと。ようやく目指せる。すごくワクワクしている。ファンの皆さん待ってくれていると思う。元気づけられるプレーをしたいと思う」

 堅守と巧打を武器とする背番号「67」に2年目のジンクスは存在しない。誰もが待ちわびる開幕で最高のプレーを見せるため準備を進めていく。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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