広島新助っ人DJ・ジョンソン、地元紙にNPB挑戦の理由明かす 「僕はここで優勝したい」

広島のDJ・ジョンソン【写真:荒川祐史】
広島のDJ・ジョンソン【写真:荒川祐史】

広島の新助っ人DJ・ジョンソン投手が、地元紙「デンバーポスト」に日本球界に挑戦した理由を語る

 新守護神候補として期待がかかる広島の新助っ人DJ・ジョンソン投手が、地元紙「デンバーポスト」に日本球界に挑戦した理由を語っている。

 ジョンソンはロッキーズ時代の2018年、29歳の年齢でメジャーデビューを果たした苦労人だ。遅咲き右腕はマイナーで8年間、5球団を渡り歩き、肩の手術も経験。昨年も開幕ロースター入りしながらもロッキーズ傘下3A・アルバカーキで過ごす時間が多かった。

 19年オフに広島からオファーをもらったジョンソンは「僕と代理人は、年齢やキャリアの進み方などを考えていた。懸命に努力を重ねたこの年月の中で、僕はメジャーリーガーとしてプレーするという夢をかなえることができた。そして今、家族を養うときが来たんだ」と、入団を決めた理由を語っている。

 記事ではジョンソンが広島と交わした契約にも触れており、1年目は保証されていて2年目は球団オプション、3年目は双方が相談して決める相互オプションであることに言及している。

 メジャーデビューも果たし、家族の為に日本球界に挑戦を決めたジョンソン。だが、モチベーションは金銭面だけではないようで「僕はここで優勝したい。あとどれくらい現役を続けられるかわからないから、どこかで優勝できればそれは素晴らしいこと。僕は若い頃から世界の異なる野球を見てみたかったんだ」と、4連覇を逃した広島を再びリーグ制覇に導くことを誓っている。

「文化の違いを受け入れ、良いチームメートになり、ここ(日本)で尊敬される存在になることに僕のフォーカスを合わせているんだ」

 新型コロナウイルスで開幕は大幅に遅れたが6月中の開幕を目指すプロ野球。異国の地で新たな挑戦を決めた新助っ人右腕は広島を優勝に導けるか、今後も注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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