西武新助っ人スパンジェンバーグはなぜ豹変したのか? 3戦4発でブレイクの予感

2打席連続本塁打を放った西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:宮脇広久】
2打席連続本塁打を放った西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:宮脇広久】

本塁打0、打率.133→活動自粛→3戦4発、打率.778

 まるで別人だ。西武の新外国人コーリー・スパンジェンバーグ内野手は6日、メットライフドームで行われた中日との練習試合で、4回に右腕・山本から左翼席へ流し打ち3ラン、6回には左腕・福からバックスクリーンへソロアーチを放った。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除され、対外試合が再開されてから、3試合で4本塁打の大暴れである。

 3月のオープン戦・練習試合では、10試合に出場し30打数4安打1打点。打率.133で本塁打0の打撃不振だった。それでも辻発彦監督は、内外野どこでも守れる器用さ、俊足、選球眼の良さを高く評価していたが、もし当初の予定通り3月19日に公式戦が開幕していたら、いったいどんなスタートになっていたことか。

 チーム活動自粛を経て、今月2日に対外試合が再開されて以降は3試合で9打数7安打6打点、打率.778、4本塁打の豹変ぶりだ。

辻監督見解「子供が生まれたからじゃない?」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY