オリ山本の“未知の変化球”に米球界大注目 「なんて才能」「ノモを思い出した」

オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】
オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

「ピッチングニンジャ」ことロブ・フリードマン氏がSNSで動画つきで紹介

 21日の楽天戦(京セラドーム)で今季初先発、8回3安打無失点10奪三振と圧巻の投球を披露したオリックスの山本由伸投手。そんな山本が、遠く海を隔てた米国で脚光を浴びている。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏が、「ヨシノブ・ヤマモト、うんざりする(ほどすごい)カーブボール」と自身のツイッターで動画とともに右腕を紹介。「ヨシノブ・ヤマモトはそのうちMLBにくるだろう。彼はまだ21歳だ。才能は素晴らしく、確かなファストボールの球速を持っている」と伝えた。

 この投稿に、ファンからは「こんなの公平じゃないね」「なんてカーブだ!」「最後の打者は少なくとも2フィート(約61センチ)は離れたところを振っているね」「興味深い握りだな」「なんて才能だ。しかもまだ若い。注目すべき選手」「スイングしたとき、バットはボールと同じ市外局番エリアにすらいなかった」「ドジャースの投手ヒデオ・ノモを思い出したよ」と絶賛の声が殺到。メッツのマーカス・ストローマン投手もこの映像にツイッター上で反応するなど、現役メジャーリーガーも注目を寄せている。

 リリースポイントに注目した別のスロー映像では、「MLBにこの握りで投げている選手はいる?」との質問に「私が知る限りではいない」とフリードマン氏。日本では「宜野座カーブ」として知られるこの変化球も、米国ファンには初めて見るもののようで、「ヨーヨーを投げているみたいだな」「MLBの球団はヤマモトと契約すべきだ。彼は本当に嫌気が差すほどすごい」「観ているだけで肘が痛くなってくる」「観ているだけで手首が痛くなってくる」「いまリビングで(この投げ方を)試してみているよ」「Twitterが私を立ち上がらせて、ボールを取りに行かせたのはこれが初めてだ」と“未知の変化球”も合わせて注目が高まっている。

(Full-Count編集部)

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