韓国・お騒がせ右腕の“魔球”が「尋常じゃない」 ありえないナックルに米注目

ロッテ・ジャイアンツのノ・ギョンウン【写真:Getty Images】
ロッテ・ジャイアンツのノ・ギョンウン【写真:Getty Images】

お騒がせ右腕ノ・ギョンウンの驚異のナックルに、打者も驚愕の表情を浮かべる

 日本のプロ野球が6月19日に開幕し、MLBも7月の開幕が決定するなど各地に“野球熱”が戻りつつある。開幕まであと少しの我慢となっている米国では、一足先に開幕した韓国プロ野球(KBO)にも注目。今や“絶滅危惧種”となった魔球ことナックルボールが話題となっている。

 驚異の変化を見せた“魔球”を投じたのはロッテ・ジャイアンツの36歳・盧景銀(ノ・ギョンウン)投手だった。5月29日、敵地での斗山戦に先発すると6回2死走者なしの場面で熟練のナックルボールを披露した。

 左打席に入った斗山の7番オ・ジェウォンに投じた一球は、山なりに打者の頭部方向に向かっていくと、急激に変化してインハイのあと少しでストライクゾーンというコースへ。あまりの変化に韓国代表の常連だったベテラン打者も「ワォ!」と驚きの声を出し、笑顔を浮かべた。

 これに反応したのが「ピッチング・ニンジャ」の愛称でSNS上で様々な投手を分析、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブ、ロブ・フリードマン氏。自身のツイッターで「KBOナックルボール・アラート」と動画を公開すると、ファンからは驚きの声があがった。

「ティム・ウェイクフィールドJr.」

「えげつなっっっっ」

「尋常じゃない」

「あれはエグかった!」

「おぇっ」

 この試合でノ・ギョンウンは6回4安打3失点と試合を作ったが負け投手となった。ベテラン右腕は、2013年WBCに韓国代表としても出場した実力派だが“お騒がせ男”としても有名。2016年シーズン途中に突如引退宣言し、その後に撤回。2019年はロッテと年俸交渉で折り合いがつかず1年間の浪人生活を送るなど、“魔球”以外でも韓国球界を賑わせている。

【動画】「えげつなっっっっ」「尋常じゃない」 ありえない変化を見せたノ・ギョンウンの“魔球”ナックルの実際の映像

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