大谷翔平の“誤審”見逃し三振&指揮官退場に米メディア唖然「はるか外側の球で…」

大谷翔平の打席での判定に抗議して退場処分を受けるエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:AP】
大谷翔平の打席での判定に抗議して退場処分を受けるエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:AP】

四球のはずが…猛抗議したマドン監督は退場処分を受けた

■アストロズ – エンゼルス(ダブルヘッダー第2試合・日本時間26日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたアストロズとのダブルヘッダー第2試合で「4番・指名打者」で5試合連続先発出場した。6回の第4打席で見逃し三振に倒れた際に、ジョー・マドン監督が球審クリント・ボンドラークに猛抗議。退場処分を受けた。

 4点リードの6回無死一、二塁。フルカウントから、左腕タイラーの93.9マイル(約151.1キロ)のフォーシームは外角低めへ。大谷は四球と判断して平然と一塁へ歩き出そうとしたが、球審の判定はまさかのストライクだった。腰に手を当てて珍しく抗議する姿勢を見せた26歳。マドン監督は三塁ベンチから球審に猛抗議した。即座に退場を宣告された。

 地元メディアもすぐに反応した。大リーグ公式サイトのレット・ボリンジャー記者は「ショウヘイ・オオタニはゾーンのはるか外側の球で三振とコールされた。ジョー・マドンが抗議し、また退場させられた」とツイート。ロサンゼルス・タイムズ紙のマリア・トーレス記者もボールとはっきり分かる大リーグ公式サイトの配球分布図を添付し、「ジョー・マドンはストライクゾーンに関して抗議したことで試合から退場させられた。オオタニの打席での8球目を見てみて、これが3つ目のストライクと判定された」とツイートした。

 大谷のダブルヘッダーは日米通じてプロ初。第1試合は「5番・指名打者」で先発出場して2打数無安打1四球1得点だった。第2試合は3回先頭に3試合ぶり安打となる三塁内野安打で出塁して今季3個目の盗塁をマーク。5回先頭は四球を選び、チーム6点目のホームを踏んでいた。

(Full-Count編集部)

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