「何度見ても美しい」 巨人松原、プロの技術が凝縮されたライトゴロに称賛の嵐

巨人・松原聖弥【写真:荒川祐史】
巨人・松原聖弥【写真:荒川祐史】

4回2死三塁の場面で右前に弾んだ打球を一塁へ矢のような送球を送りライトゴロを完成

■巨人 5-2 ヤクルト(27日・神宮)

 巨人の松原聖弥外野手が27日、敵地でのヤクルト戦に「2番・右翼」でスタメン出場。4回に自慢の強肩を生かしライトゴロを完成させタイムリーを阻止した。先発・戸郷を助けるビッグプレーにファンも「巨人の伝統芸」「何度見ても美しい」と称賛の嵐だった。

 肩の強さ、送球、判断……全てが凝縮されたプロのプレーに球場は酔いしれた。2点リードの4回。2死三塁でヤクルト高梨が放った打球は右前に弾み、誰もがタイムリーになるかと思われた。だが、右翼・松原は狙っていた。

 強烈な打球をワンバウンドで捕球すると、すぐさま右手に持ち替え一塁へ矢のような送球。一塁手・中島も懸命にグラブを伸ばしキャッチすると間一髪でアウトに。ライトゴロを完成させ得点を許さなかった。

 このビッグプレーを「DAZN」公式ツイッターも「好判断 好送球」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「ライトゴロは巨人の伝統芸」「何度見ても美しい」「これはエグい」「ひとつひとつのプレーに無駄がない」と称賛のコメントが多数寄せられた。

 松原は2016年のドラフトで育成5位指名を受け入団。今季は念願の1軍デビューを果たし、ここまで22試合に出場し打率.346をマークするなど打撃でもアピールを続けている。

(Full-Count編集部)

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