クロスプレーは「bang-bang play」なんです DeNA専属英語教師が分かりやすくレクチャー

DeNAブライアン先生のWe☆Baseball 第11回

 野球でよく使われる英単語や熟語、フレーズなどを紹介・解説していく「DeNAブライアン先生のWe☆Baseball」は、今回で11回目。地球征服を狙う「エイリアン軍」と、地球の平和を守る「青星軍」による横浜スタジアムでの対戦は、7回表を終了し、2-1と青星軍がリードする。「7th Inning Stretch(セブンス・イニング・ストレッチ)」でリフレッシュした両軍。7回裏は青星軍が1番打者からの好打順で攻める。

(イラスト / 広く。)
(イラスト / 広く。)

 7回裏、青星軍の攻撃は1番から始まる好打順。すると早速、先頭カジオンがライト前ヒットで出塁に成功した。俊足のカジオンに対して、ベンチからのサインは自己判断で盗塁してもいい“グリーンライト”。エイリアン軍バッテリーは執拗に牽制するも、果敢に二盗を仕掛けた。捕手の好送球で二塁ベースでのクロスプレーとなったが、判定はセーフ。無死二塁とチャンスを広げた。続くネフィートの打球は守備シフトに阻まれて遊撃フライ。だが、3番タイロスが左中間へタイムリー二塁打を放ち、1点追加に成功する。サノスとチャモンはそれぞれ内野ゴロに倒れたが、この回、青星軍は3-1とリードを広げることに成功した。

【グリーンライト】
green light
※盗塁したい時にしてもいいというサイン。青信号から由来。打者に対して出た場合、カウント3-0からでも振っていいというサイン。

【牽制】
pick-off attempt

【ランダウンプレー】
a pickle, a rundown

【ランダウンプレーになる】
get caught in a pickle/rundown
※野球以外のシチュエーションで使う場合は「困ったことになる・苦境にある」の意。

【スライディング】
足からスライディングをする:slide feet-first
ヘッドスライディングをする:slide head-first, dive
※それぞれ名詞で使う場合は「feet-first sliding」「head-first sliding, diving」となる。

【クロスプレー】
bang-bang play

【守備シフト】
defensive shift

【内野シフト・外野シフト】
Infield shift, outfield shift

~~ビジネスで役立つ応用野球英語~~
Swing for the fences【ホームランを狙う・一か八か】

(例文)
The director of our department is an aggressive businessman and not afraid to swing for the fences.
(私たちの部長は強気なビジネスマンで、一か八かのチャレンジを恐れない)

(次回は9月21日に掲載予定)

【発音動画】「F」は下唇を軽く噛んで… ブライアン先生のネイティブな発音を真似してみよう!

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