FAの田中将大は「約24億円の男ではない」 米メディアは残留予想も低評価

ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】
ヤンキースからFAとなった田中将大【写真:AP】

「コールの後ろで投げる2番手としては信用できない」

 今季でヤンキースとの7年契約が終了し、FAとなった田中将大投手。ヤンキース残留か、それとも他球団へ移籍するのか、その去就は米メディアにも高い関心を集めている。

 ニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」では田中のヤンキース残留を予想しつつも、今季と同じ年俸2300万ドル(約24億3000万円)の価値はないとして、やや厳しめの評価を下している。

「NJ.com」では米紙「ボストン・グローブ」のピーター・エイブラハム記者の予想として、田中の残留を想定。記事では「キャッシュマンGMにとって、2021年の先発ローテーションで埋める穴は少なくとも3つあり、エイブラハム氏はその中の一つとなるのがタナカだと考えている」と指摘した。

 エイブラハム氏は記事の中で「ヤンキース残留へ向け契約は交わされるだろう」とする一方で「どんな時も信頼できる投手だが、もはや年俸2300万ドル(約24億3000万円)の男ではない」とも言及している。

「タナカとの再契約は理にかなうに他ならないが、彼はゲリット・コールの後ろで投げる2番手としては信用できない」とし、田中の位置付けは先発3番手以下に止まるとエイブラハム氏は言う。そして「キャッシュマンは今冬は投手獲得に(時間もお金も)費やさないといけないかもしれないということ」と、田中が残留してもローテ2番手を含む投手補強の必要性を訴えていた。

(Full-Count編集部)

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