鷹・栗原&周東は「必ずや日本Sで活躍する」 元コーチが断言する根拠とは?

ソフトバンク・周東佑京(左)と栗原陵矢【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・周東佑京(左)と栗原陵矢【写真:藤浦一都】

ホークス「CSで得たものが計り知れない。チームにとって大きな上積み」

 4年連続日本一へ向け、ソフトバンクは21日から巨人との日本シリーズに臨む。かつてホークスでヘッドコーチ、監督代行を含め13年間指導者を歴任し、その後オリックス監督も務めた森脇浩司氏は、注目選手に栗原陵矢捕手と周東佑京内野手の若手2人を挙げ、「必ずや日本シリーズで活躍すると思う」と断言した。

 栗原は6年目の今季、華々しくブレーク。登録は捕手だが、主に一塁と外野で起用され、打率.243、17本塁打、73打点と持ち前の打力が開花した。9番以外の全打順でスタメン出場し、最も多かったのは5番の47試合だった。

 14、15日に行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」では2戦とも「5番・右翼」で先発に名を連ね、計5打数無安打。ヒットは出なかったが、実は貴重な働きをしていた。第1戦で2点を追う6回無死一、二塁という、とてつもなくプレッシャーのかかる場面で、見事に投前へ送りバントを決め、同点劇のお膳立て。さらに同点の8回無死一塁でも、再び投犠打を決め、甲斐の決勝適時内野安打につなげたのだ。

 森脇氏は「強打が売りの栗原ですが、実はバントもおそらくホークスで1番うまい」と明かし、「内・外野をそつなく守れる上、小技もこなし、勝負強い。オールマイティーなのでスタメンで起用しやすい」と評する。

周東も「CSで精神面の成長がうかがえた」

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