柳田6億円超え確実、球界最高年俸更新も? どうなる鷹の契約更改

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

柳田は昨オフに7年契約を結んでいるが、年俸は変動制

 3年ぶりのリーグ優勝、4年連続の日本一を成し遂げたソフトバンク。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が遅れた難しいシーズンで頂点に立ち、巨人のV9以来となる4年連続の日本一となった。

 そのソフトバンクでオフの注目を集めるのが契約更改だ。支配下選手の年俸総額は12球団でダントツ。外国人選手も含めて実に18選手もの1億円超プレーヤーを抱えている。毎年のように優勝争いを演じ、4年連続で日本一になっていることから、選手たちの年俸も右肩上がりとなっている。

 今季のソフトバンクの契約更改交渉が3日からスタートする。序盤は若手選手の交渉となり、大幅アップが期待される主力選手たちの交渉はもう少し先。今季は新型コロナウイルスの影響で球団経営も打撃を受けているが、果たしてどうなるか。ここでは毎年注目を集めるソフトバンクの今季の大幅アップ候補を見ていこう。(金額は全て推定)

・柳田悠岐(5億7000万円→?)
 
 文句なしの日本球界No1スラッガーの柳田。今季は打率がリーグ2位の.342、本塁打が3位の29本、打点も3位の86打点を記録し、最多安打のタイトルを獲得した。昨オフに年俸5億7000万円の7年契約を結んでいるが、この複数年契約は年俸変動制となっている。今季の成績ならアップは確実で6億円超えどころか、球界歴代最高年俸の6億5000万円(佐々木主浩氏と菅野智之)を超える可能性もある。

・千賀滉大(3億円→?)

 開幕こそ出遅れた千賀だが、復帰後はローテを守り、エースとしての働きを全うした。前半戦こそ苦しんだが、終盤には5試合連続自責点なしなど圧巻の投球を披露。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠に輝いた。今季の年俸3億円からの大幅アップが期待できそうだ。

大黒柱として開幕投手も任された東浜は1億円プレーヤーの仲間入りとなるか?

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