マリンの強風に「飛ばされないような体を…」 ロッテドラ4河村が“珍回答”連発

ロッテのドラフト4位・河村説人【写真:上野明洸】
ロッテのドラフト4位・河村説人【写真:上野明洸】

ドラフト4位・河村は192センチの大型右腕「とっきーと呼んで」

 ロッテは9日、さいたま市のロッテノベーションセンターで、新人9選手の入団会見を行った。ドラフト4位の河村説人投手(星槎道都大)は、今季チェン・ウェインが背負った背番号「58」に決定。会見では独特なコメントで会見場を沸かせた。

 報道陣から目標を問われ、各選手が「160キロ出したい」「最多勝を獲りたい」などと意気込む中、河村は「私の夢は幸せな家庭を築くことです」と淡々と回答。意気込みを聞かれると「マリンスタジアムは強風なので風に飛ばされないような体を作って、優勝に貢献できるように頑張りたいです」と言い、周囲の笑いを誘った。

 説人と書いて「ときと」と読む。「珍しい名前なので『ときと』という名前を覚えていただきたいです」。各選手に読んでほしいニックネームを聞かれると「とっきーと呼んでください」と答えた。

 亜大を1年夏で退学し、翌春に星槎道都大に入学した河村。日本ハムから1位指名を受けた苫小牧駒大・伊藤大海投手と同様、“大学5年”かけてプロの舞台にたどり着いた。おっとりとした口調とは裏腹に、身長192センチの体格から角度のある直球を投げ込む。憧れとする選手には、自らと同じ高身長のカブス・ダルビッシュ有投手を挙げた。早速注目を集めた23歳は、今度はマウンドで周囲の視線を集めていく。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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