阪神、5年連続でベストナイン選出無し 95年から99年に続く球団ワーストタイ

阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】
阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】

今年のベストナインで選出ゼロだったのは阪神と中日、ロッテの3球団

 日本野球機構は16日、セパ両リーグの今季の「ベストナイン」を発表した。セ・リーグを制した巨人から菅野智之投手、大城卓三捕手、岡本和真内野手、坂本勇人内野手、丸佳浩外野手と最多の5人が選出。4年連続で日本一となったソフトバンクからは千賀滉大投手、甲斐拓也捕手、柳田悠岐外野手の3人が選ばれた。

 セ・リーグでは巨人の5人を筆頭に、広島が菊池涼介内野手と鈴木誠也外野手の2人、DeNAが佐野恵太外野手、ヤクルトが村上宗隆内野手と1人ずつ選出。パ・リーグはソフトバンクの3人に続き、楽天が浅村栄斗内野手と鈴木大地内野手、西武が源田壮亮内野手と栗山巧外野手、日本ハムが中田翔内野手と近藤健介外野手の2人ずつで続き、オリックスは吉田正尚外野手の1人に。中日と阪神、ロッテからは選出無しとなった。

 中日は昨年までダヤン・ビシエド内野手が2年連続で、ロッテも昨年は荻野貴司外野手がベストナインに選ばれており、2年連続で受賞者無しは阪神だけに。阪神は鳥谷敬内野手(現ロッテ)、福留孝介外野手が受賞した2015年以来、ベストナイン選出者がおらず、これで5年連続での選出者なしとなった。

 阪神は1995年から1999年の間も5年連続でベストナイン選出者はゼロで、これで球団ワーストタイとなった。他球団では近鉄が1950年から1959年まで10年連続、広島が1951年から1958年まで8年連続選出なしというのがあるが、2000年以降では、阪神の5年連続がワーストとなる。

(Full-Count編集部)

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