イチロー氏の打撃は「真似できない」 通算252発元同僚が見た天才打者の凄み

現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

同僚だったブレット・ブーン氏らが証言「苦労しながらもヒットを打つ方法が分かっている」

 2019年に現役を引退し、現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターとして活動しているイチロー氏。引退から2年近くが経過した現在でも、米メディアの中ではその功績を称賛する声がたびたびあがる。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、2005年4月16日にイチロー氏も在籍していたマリナーズを相手に、わずか99分で完封勝利を飾った元ホワイトソックスのマーク・バーリー投手の投球を特集。その中で改めてイチロー氏の凄さが絶賛されている。

 わずか3安打でバーリー氏が完封勝利を飾ったこの試合。この3安打は全てイチロー氏が放ったもので、捕手を務めていたクリス・ウィジャー氏は「バーリーはいつもこう言っていたんだ。『あいつからはどうやってもアウト取れないんだよな』ってね」と証言した。実際両者の通算対戦成績は60打数26安打、打率.433となっており、イチロー氏が“天敵”だったことがバーリー氏の言葉に集約されている。

 また、イチロー氏の同僚だった通算252本塁打のブレット・ブーン氏も「彼は周りの選手には真似できない数多くの方法でヒットを打てる。普通3~4試合良い打撃が出来ないときは、たいてい無安打に終わる。イチローにだって皆同様にそういう時期に直面することがあるかもしれないけど、彼は苦労しながらもヒットを打つ方法が分かっているのさ」と証言。不調の時でも安打を打てるところにイチロー氏の凄さを感じていたと語っている。

 2001年のメジャー挑戦以降、新人王、MVP、最多安打、首位打者、盗塁王など19年間で数々の栄誉を手に入れたイチロー氏。日本出身のメジャー史に残る安打製造機が誕生する経緯において、対峙した投手たちは数多くの苦い記憶を植え付けられたことだろう。

(Full-Count編集部)

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