「ここまで曲がったら楽しいやろなぁ」レイズ右腕の異次元スライダーにファン心酔

ローは2020年終了後にレイズからアウトライトとなるも再契約が発表された

　レイズは22日（日本時間23日）、FAのチャズ・ロー投手と1年115万ドル（約1億2000万円）の契約に合意したと発表した。球団公式ツイッターは、再契約となった右腕の“魔球”特集動画とともに祝福している。

　投稿では「気にしないでください。チャズ・ローのスライダーをループ再生で一日中見ているんだ…」と題した動画を掲載。その切れ味の鋭さから「ウィッフルボール」とも称されるスライダーで、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手やジャンカルロ・スタントン外野手らMLB屈指のスラッガーたちを手玉に取る映像となっている。

　映像を見たファンは、打者の手元で急激に変化する異次元の曲がり幅にすっかり心酔した様子。「えぐい」「球界最高の球」「彼が戻ってきて嬉しいよ」「ここまで曲がったら楽しいやろなぁ」「2010年代と2020年代、打者を愚かに見せる球の象徴。RA・ディッキーのナックルとチャズ・ローのスライダー」などとコメントが寄せられている。

　ローは昨季、右ひじ痛で8月後半に故障者入りし、そのままシーズンを終了。10試合登板にとどまり、シーズン終了後には球団からアウトライトされていた。今季は伝家の宝刀スライダーを武器に、完全復活する姿をファンは望んでいる。