有原航平、3ラン被弾デビューも指揮官は評価「楽しかった、良い投球をしていたよ」

レンジャーズ・有原航平【写真:AP】
レンジャーズ・有原航平【写真:AP】

有原は計1回1/3で5安打3失点、ウッドワード監督「質の高い球も投げていた」

■Wソックス 5-5 レンジャーズ(オープン戦・日本時間3日・グレンデール)

 日ハムからポスティングシステムを利用してレンジャーズへ移籍した有原航平投手は2日(日本時間3日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦(特別ルール)で先発登板。メジャー“初登板”は計1回1/3回を投げ、5安打3失点だった。最速は93マイル(約149.7キロ)。ウッドワード監督は「良かったと思う。ストライクを投げていたし、質の高い球も投げていた。ゾーン全体を使えていた。総じて楽しかった。彼は良い投球をしていたよ」と振り返った。

 初回1死からモンカダの死球、MVPアブレイユの左前打で一、二塁のピンチを招き、若手有望株・ボーンに左越え3ランを許した。続くウィリアムスは空振り三振に仕留めたものの、ガルシアにフルカウントから四球を与えたところで打ち切り。初回は26球を投げた。

 2回は3安打などで1死満塁のピンチを招いた。モンカダを2ボール2ストライクから空振り三振に仕留めたところで打ち切り。イニング途中で打ち切ったことについて、ウッドワード監督は「(投球を続けて)最後の打者が5、6球続いたら、というのを少し気にした。最後の打者まで伸ばしても良かったかもしれないが、数字には満足している」と球数を考えてのことと説明した。

 計1回1/3で41球を投げ、2奪三振1四球1死球、5安打3失点。有原は「今日は打者に対して自分のボールを投げたいと思っていた。今日はできなかったので、悔しい登板になりました。ワクワクする気持ちはありましたし、その中で抑えられなかったのは悔しい。次は結果を出せるようにしたいなと思います」と前を向いていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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