大谷一問一答 右手マメ復帰登板は「指のかかりが今イチ」「ストレス溜まるリズム」

会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:編集部】
会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:編集部】

16日ぶり登板は4回7四死球7奪三振1安打無失点、今季初勝利はお預け

■エンゼルス 6ー2 レンジャーズ(日本時間21日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・レンジャーズ戦で先発登板したが、今季初勝利はならなかった。右手中指マメの影響で投打同時出場した4日(同5日)以来16日ぶりの登板。4回で7四死球を与える大荒れぶりだったが、毎回7奪三振1安打無失点と踏ん張った。フォーシームの最速は97.7マイル(約157.2キロ)。防御率1.04となった。チームは6-2で快勝。試合後に大谷は自身の投球を振り返った。

――マメは問題なかったか。
「全体的に出来ないように投げてはいたので。まずは無事に終わって次も投げられそうなので。そこが一番良かったなと思います」

――フォーシームの割合が減っていた。
「そうですね」

――球速も前回ほど出ていなかった。
「指のかかり的にも今イチ良くなかった。いい球種、悪い球種あったので、次につなげていけたらと思います。」

――いいスプリットが多かった。
「むしろスプリットしか良くないなという感じだったので。そこが良かったのは良かったところかなと思いますし、全体的にストレスが溜まってしまうようなリズムで投げていたので。次回はしっかりと改善できるようにしたいなと思います」

――初回1死満塁を切り抜けたのは自信になったのか。
「どうですかね。どっちかというと相手というより、マメの件もありましたし、自分と向き合っていた時間が長かったかなと全体的に思います」

――コントロールに関しては。
「ゼロ点ですね」

――間隔が空いたからか。次回に向けて、どう改善したいか。
「間隔が空いたのはもちろんしょうがないことなので。ただ、ブルペンでの出力と違いますし、その中で指先との兼ね合いもあったので。なかなか思い通りにいかないところが多かったなと思います」

――次回から真っすぐを減らしていくのか。それとも次回から制限なしか。
「今日はちょっと特別だったので。やっぱり試合の中で投げる強度と、そうではないのは全然違うので。そういう意味では試合の中の強度で70、80球をこなせたのは良かったところ。次につながるところじゃないかなと思います。次、また全力で出来るんじゃないかなと思います」

――スプリットは2018年から約900回転上がっている。トップスピンをかけている。それともなっているのか。
「スプリットは僕は技術ではないと思っているので。あまりその回転数、軸を考えない方がいい球種かなと思っています」

首を傾げる場面目立つ「終始、自分に納得いっていなかった」

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