最多は広島5選手、ロッテは“2大会連続”で選出なし 東京五輪内定選手24人の内訳

記者会見に臨んだ侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:荒川祐史】
記者会見に臨んだ侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:荒川祐史】

ソフトバンク、巨人が次いで3人選出、ロッテはプレミア12でも選出なし

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は16日、都内で記者会見を行い、東京五輪の内定メンバー24人を発表した。指揮官が悩みに悩んだ24人の内訳を見ると、広島が5選手と最多選出となった。次いで巨人、ソフトバンクの3人。12球団で唯一、ロッテからは選出されなかった。

 初登板から22試合連続無失点の球団記録をマークした広島のドラフト1位・栗林良吏投手、昨季新人王の森下暢仁投手をはじめ、曾澤翼捕手、菊池涼介内野手、鈴木誠也外野手という経験豊富な5人が選出された。栗林、森下はトップチームでは初の侍ジャパンとなる。

 昨季、日本一のソフトバンクからは甲斐拓也捕手、柳田悠岐外野手、栗原陵矢外野手が選出。侍ジャパンの常連だったソフトバンク・千賀滉大は左足首靭帯損傷のリハビリ途上のため選出されず。松田宣浩内野手や周東佑京内野手らの名前はなかった。巨人からは菅野智之投手、中川皓太投手、坂本勇人内野手の3人。主軸の岡本和真内野手や丸佳浩外野手らは選出されなかった。

【5人】
○広島
森下暢仁投手、栗林良吏投手、曾澤翼捕手、菊池涼介内野手、鈴木誠也外野手

【3人】
○ソフトバンク
甲斐拓也捕手、柳田悠岐外野手、栗原陵矢外野手

○巨人
菅野智之投手、中川皓太投手、坂本勇人内野手

【2人】
○楽天
田中将大投手、浅村栄斗内野手

○オリックス
山本由伸投手、吉田正尚外野手

○西武
平良海馬投手、源田壮亮内野手

○阪神
青柳晃洋投手、岩崎優投手

○ヤクルト
山田哲人内野手、村上宗隆内野手

【1人】
○日本ハム 近藤健介外野手
○中日 大野雄大投手
○DeNA 山崎康晃投手

【選出なし】
○ロッテ

(Full-Count編集部)

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