大谷翔平は「本当にストロングだ」 指揮官は登板翌日2発に驚愕、水原通訳には感謝

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

マドン監督は左中間21号ソロを評価「良い調子だということが分かる」

■エンゼルス 11ー3 タイガース(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地のタイガース戦で2年ぶりの1試合2発をマークした。「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で日本人最速の20号2ラン。8回の第5打席では21号ソロを放った。日本人初の本塁打競争出場を表明した後の一戦で、リーグの本塁打王争いでトップに1本差に迫った。ジョー・マドン監督は試合後も「ワォ」と興奮が収まらない様子で振り返った。

 衝撃的な2発だった。3点リードの5回1死一塁で右中間へ日本人最速20号2ラン。メジャー自己最低18度という超低空弾だった。8点リードの8回2死では、大谷らしい左中間21号ソロ。1試合2発は2019年6月30日のアスレチックス戦以来、719日ぶり自身4度目だ。「1本目のホームランは地面から15フィート(約4.6メートル)といった感じだった。2つ目のホームランはとても良いところに飛んでいた。左中間にあんな風に打てている時は良い調子だということが分かる」と、うなずいた。

 開幕から投打の二刀流でフル回転。なかなか休みを与えるのも難しくなっているが、マドン監督は「難しくはない。難しいことは何もないよ。コミュニケーションが取れているからね」と話した。そして、大谷の水原一平通訳も称賛した。「イッペイが非常に重要だ。イッペイは細かいニュアンスも伝えてくれる。だからショウヘイがどう感じているか正確につかめていると思う。一番大事なのは話をすることだ。いつもショウヘイの偽りのない気持ちや状態を伝えてくれる」。

 登板翌日に2年ぶりの1試合2発の離れ業。指揮官は「今日オオタニは非常にストロングに見えた。昨日の影響で落ちているところは何も見受けられなかった。本当にストロングだ」と声を弾ませた。チームは勝率5割に復帰。勢いに乗る大谷とともにチームも浮上したいところだ。

(Full-Count編集部)

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