大谷翔平、2年9億円の“コスパ”に米経済誌が再注目 「MLBの世界で本当の格安契約」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大谷と共に2018年にメジャーデビューしたアクーニャJr.は8年111億円の契約

 エンゼルスの大谷翔平投手はここまで打者として67試合に出場し打率.272、両リーグトップタイの23本塁打、54打点、10盗塁の成績を残している。20日(日本時間21日)のタイガース戦では6戦6発となる23号2ランを放つなど、手が付けられない状態だ。米経済誌「フォーブス」は投打で活躍する“二刀流”を「MLBの世界において本当の格安契約」と特集している。

 今シーズンはトミー・ジョン手術から完全復活の年となり、投げては10試合に登板し3勝1敗、防御率2.70。打っても本塁打王争いを繰り広げるなど、メジャーで1番の注目を集める存在となっている。

 3度のMVPを誇る天才・トラウトが怪我で負傷しており、チームはア・リーグ西地区で4位に低迷。それでもして記事では「ショウヘイ・オオタニの活躍でエンゼルスは持ちこたえている」と指摘。メジャー4年目を迎えたシーズンを「球界屈指のカリスマ性を備えている」と称賛している。

 さらに、経済紙らしく大谷のコストパフォーマンスにも注目。大谷は今年2月に球団と2年850万ドル(約8億9400万円)で合意。年俸調停の公聴会を回避し、今シーズンの年俸は300万ドル(約3億1560万円)、来季の年俸は550万ドル(約5億7860万円)に決まっている。

 同僚のトラウト、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.と同レベルの活躍を見せていることを言及し、「今日のMLBの世界において本当の格安契約だ」と、大谷の2年契約に注目。大谷と同じく2018年にメジャーデビューし新人王を獲得したアクーニャJr.は、2019年に8年1億ドル(約111億円)の超大型契約を結んでいるだけに、大谷がいかに“格安”であるかを伝えている。

 今季はメジャーキャリアハイの成績を残すことが確実となっている大谷。数々の記録を生み出す唯一無二の“二刀流”は、2023年にどのような契約を結ぶのか今から注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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