大谷翔平に迫る本塁打競争ジンクス? 球宴後に調子を崩すのはホントなのか

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

日本人初のホームランダービー出場を表明「日本人が出ているところを見てみたい」

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、オールスターのホームランダービーに日本人として初めて出場することを表明した。自身のインスタグラムを更新し、7月12日(同13日)の球宴前夜祭へ出場する意向を明かした。敵地・タイガース戦前のオンライン会見では「単純に日本人が出ているところを見てみたいなと。もちろん出るからには(優勝を)目指したいなと思っています」と意気込みを語った。

 ここまでメジャートップタイの23本塁打を放っている大谷。オールスターのファン投票選出とともにホームラン競争への出場にも周囲の期待が高まっていた。NPB時代の2016年にはホームランダービーに初出場して優勝。投手がMLBのホームランダービーに出場するのは史上初の快挙となる。

 決戦の舞台はロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド。標高1600メートルの高地に位置し、他球場に比べて10%ほど打球の飛距離が伸びると言われている。スラッガーたちとのハイレベルな争いとなりそうだが、一方で心配されるのが本塁打競争の優勝者が球宴後に調子を崩すというジンクスだ。

 そこで2016年以降の優勝者らの前・後半戦の成績を見てみよう。

 2016年優勝のジャンカルロ・スタントン外野手(当時マーリンズ)は前半戦20発、後半戦7発。本塁打率は前半戦14.0打数に1本が19.1打数に1本とペースを落とした。2018年優勝のブライス・ハーパー外野手(当時ナショナルズ)は前半戦打率.214から後半戦打率.300と上げたものの、本塁打率は前半戦14.2打数から20.3打数に。

17年Vジャッジは打率.329→打率.228

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