大谷翔平は「伝説を歩み始めている」 球宴で対戦タティスJr.も驚嘆「ワオ!ワオ!」

球宴に「1番・DH」兼先発投手で出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
球宴に「1番・DH」兼先発投手で出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

初回先頭で対峙「健康を維持してこの調子を続けてほしい」

■ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間14日・デンバー)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドでのオールスターゲームに「1番・指名打者」兼先発投手で出場し、投球では160キロ超の剛速球を連発させて1回パーフェクトに抑えた。先頭で対戦し、左飛に抑えられたタティスJr.(パドレス)は「彼はみんなを驚嘆させている。ベーブ・ルースの伝説を見たいという人がいるなら、彼が同じ道を歩み始めているよ」と手放しで絶賛。さらなる躍動を野球人として期待した。

 野球ファンが生唾を飲んで期待した対戦がいきなりやってきた。1回裏の先頭、大谷は今季リーグトップの28発を放っているタティスJr.を打席に迎えた。3球で追い込むと、迎えた5球目の外角低めを打たせて左飛に打ち取った。その後はマンシー(ドジャース)をニゴロに。続くアレナド(カージナルス)に対しては1ボール2ストライクからの4球目で最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録した。160キロ超の剛速球を連発して三ゴロに抑えた。

 二刀流と対峙したタティスJr.は「健康を維持してこの調子を続けてほしい。それは球界にとって良いことだからね」とコメント。リーグは違うが、大谷は33本塁打、タティスJr.は28本塁打と5本差ついていることを問われると、一瞬年齢のことを聞かれたのかと勘違いしつつも「あ、本塁打の話か!笑 ハハハ! 投手なのに前半戦だけで33本も打っているなんてただワオ! ワオ!って感じだよ」と豪快に笑った。

(Full-Count編集部)

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