鷹、アルバレス獲得で上限70人だけど… 三笠GM「人数の違うトレードの可能性も」

入団会見でグータッチを交わすソフトバンクの三笠GMとダリエル・アルバレス【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
入団会見でグータッチを交わすソフトバンクの三笠GMとダリエル・アルバレス【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

「後半に向けて打線強化をできる選手を獲得したいということ」

 ソフトバンクの新戦力としてルートインBCリーグの茨城から加入したダリエル・アルバレス外野手が23日、本拠地・PayPayドームで入団会見を行った。オリオールズでメジャー経験もある新助っ人は「いつか日本でやりたい気持ちがあった。それが実現したので嬉しさとワクワクがある」と意気込みを語った。

 前半戦を37勝37敗14分の5割、Bクラスの4位で折り返したソフトバンク。チームの課題は打線強化と明確で、その補強ポイントとしてアルバレスの獲得に動いた。会見に同席した三笠杉彦GMは「チーム状況としては後半に向けて打線強化をできる選手を獲得したいということで、調査して交渉して入団してくれることになった」と経緯を説明した。

 今季は五輪の中断期間があることも補強に動く要素となった。三笠GMは「シーズン中の入団は試合が続いている中での加入で難しいところあるが、今年は五輪での中断がある。それを活用して、ホークス、NPBに慣れてもらって後半戦少しでもチームの力になってもらえたら」と語った。

 これでソフトバンクの支配下登録枠は上限いっぱいの70人に到達。今後、更なる補強の可能性について、三笠GMは「引き続き調査はしていますし、人数の違うトレードの可能性もある。引き続き調査していきます」と明かしていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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