大谷翔平、「全てが揃った」衝撃15分に米困惑 1K無失点→好捕→適時打→盗塁→生還

初回、先制適時打を放つとすぐさま盗塁を決めたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
初回、先制適時打を放つとすぐさま盗塁を決めたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

目まぐるしい初回「あなたはこの約15分間で何をしましたか?」

■エンゼルス ー ロッキーズ(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、本拠地でのロッキーズ戦で「2番・投手」で出場。初回のマウンドでは1奪三振の無失点に仕留めると、直後の打席で先制タイムリー。さらに盗塁を決めて生還までする“情報が多すぎな初回”に、FOXスポーツが「あなたはこの約15分間で何をしましたか?」と注目するなど、米メディアが困惑している。

 背番号17が、目まぐるしく動く。投手として空振り三振で立ち上がると、強襲打球を好捕するシーンも。さらにその裏、無死二塁で通算50勝右腕マルケスからバットを折りながらも右前へタイムリー。出塁後は再三の牽制球でユニホームは土で汚れ、1死後に今季14個目の盗塁となる二盗を成功。ウォルシュの右前適時打で生還した。

 エンゼルス公式ラジオの司会者トレント・ラッシュ氏は「ちょっとの間オオタニの初回を振り返ってみよう……」と驚きを持って回顧。「私が思うに、これは私たち誰にとっても今まで見た中で最も全てが揃ったイニングだ」と衝撃を受けたようだった。さらにMLB公式ツイッターも「ショウヘイ・オオタニは全てをやってのけている」と特筆。まさに、二刀流の真骨頂が凝縮された1回の表裏だった。

(Full-Count編集部)

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