大谷翔平に起きた“珍事”に米ざわつく 初の2併殺奪った敵軍に「トロフィー送れ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

第3、4打席に連続で「4-5-3」、ゲッツー打って注目される大谷

■アスレチックス 8ー3 エンゼルス(日本時間2日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのアスレチックス戦で、メジャー4年目にして初の“1試合2併殺打”を放った。「2番・指名打者」で先発出場。第3、4打席と連続でゲッツーを食らった“珍事”に、米メディアも驚きを持って反応した。

 2打席凡退で迎えた5回1死一塁で二ゴロを放って「4-5-3」。併殺打は6月15日(同16日)以来、約1か月半ぶりだった。8回1死一塁でも、。右翼寄りの内野シフトが敷かれたため、全く同じ形で二ゴロ併殺打に倒れ、MLBのキャリアで初めて2度のゲッツーを1試合で食らった。

 地元紙「マーキュリー・ニュース」でアスレチックス番を務めるシェイナ・ルービン記者は、打球を捕球した二塁手のハリソンにも触れながら「彼はショウヘイ・オオタニから2つのダブルプレーを奪う助けをした。それは難しい偉業だ」とツイート。MLB公式のエンゼルス番レット・ボリンジャー記者も「ショウヘイ・オオタニがキャリアで初めて2度のダブルプレーに倒れた」と珍しい事実を伝えた。

 スポーツ専門ポッドキャスト「95.7 ザ・ゲーム」でプロデューサーを担うカイル・マドソン氏は「アスレチックスはオオタニを2度併殺に打ち取り、彼は4打数0安打だ。今すぐコミッショナートロフィーを(アスレチックスの本拠地の)コロシアムへ送れ」と発言。それほど難しいことだと米メディアも注目していた。

(Full-Count編集部)

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