混戦パ・リーグの本塁打王争いは? 柳田、杉本、マーティン、誰が獲っても初受賞

パ・リーグの本塁打王争いが混戦となっている【画像:PLM】
パ・リーグの本塁打王争いが混戦となっている【画像:PLM】

柳田悠岐、マーティン、杉本裕太郎の本塁打数が25本で並ぶ

 プロ野球も終盤戦を迎え優勝争いと同時に、個人タイトルをめぐる争いも終盤に入ってきた。そんな中、パ・リーグの本塁打王争いが混戦となっており、先の読めない展開が続いている。

 現在パ・リーグの本塁打ランキングトップ3を占めているソフトバンクの柳田悠岐外野手、ロッテのレオネス・マーティン外野手、オリックス杉本裕太郎外野手はいずれも本塁打王を獲得した経験が1度もない。すなわち、今季はキャリア初の本塁打王に輝く選手が誕生する可能性が、非常に高いということだ。

 今回は、先述した3選手の各種打撃成績に加えて、月別の打撃成績、本塁打の打球方向と球種といった要素を紹介。それらの数字から各選手の打撃内容を振り返りたい。(以下、成績はいずれも9月10日の試合終了時点)

 まず、3選手の今季の打撃成績について見ていきたい。

3選手の打撃成績【表:PLM】
3選手の打撃成績【表:PLM】

 9月10日の試合で杉本が本塁打を放ち、25本で3人が並んだ。次点のロッテブランドン・レアード内野手は3本差で追っており3人を抜く可能性も大いにあるだろう。

 この3選手の打撃成績について、各種の指標を用いて、より詳しく見ていきたい。

3人いずれもOPSは.900超、本塁打率ではマーティンがトップ

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