すでに83人提出、高校生のプロ志望届 MAX150キロ超えズラリ…投打で活躍の選手も

市和歌山・小園健太【写真:荒川祐史】
市和歌山・小園健太【写真:荒川祐史】

プロ野球ドラフト会議は10月11日、提出締め切りは9月27日

 日本高野連が発表している「プロ野球志望届」提出者には12日現在、83人の名前がある。高校生が10月11日に行われるプロ野球ドラフト会議で指名を受けようとすれば志望届を提出する必要があり、会議の2週間前となる27日に提出は締め切られる。

 北から見ていくと、北海の木村大成投手は最速150キロを投げる左腕だ。夏の甲子園では神戸国際大付を相手に2失点完投したものの、惜しくも敗退。すぐにプロ入り希望を口にした。バッテリーを組む大津綾也捕手も志望届を提出しており、行方に注目だ。

 昌平(埼玉)の吉野創士外野手は、高校通算56本塁打を誇る長距離砲。今夏は埼玉県大会の決勝で浦和学院に敗れ、甲子園に立つことはできなかったものの、素質は高く評価されている。

 八王子の左腕・羽田慎之介も進路が注目されていた選手だ。身長191センチの恵まれた体格から、最速149キロのボールを投げ込む。今夏は肘の故障を抱えていたことから1球も投げずに終わったものの、スカウトからは「素材は上位級」との声が上がっていた。

 神奈川からは立花学園の右腕、永島田輝斗(きらと)。今春に投手デビューしたばかりだが、最速150キロを誇る。まさに原石と呼ぶにふさわしい存在だ。

高校トップクラスのバッテリー、市和歌山の小園&松川はどこへ

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