124人の高校生がプロ志望届を提出 最速157キロ“世代最速”右腕ら上位候補ズラリ

明桜・風間球打(左)と智弁学園・前川右京【写真:荒川祐史】
明桜・風間球打(左)と智弁学園・前川右京【写真:荒川祐史】

この1週間で提出者は41人増え、83人から124人に

 日本高野連が発表している「プロ野球志望届」提出者は18日現在で124人となっている。高校生が10月11日に行われるプロ野球ドラフト会議で指名を受けようとすれば志望届を提出する必要があり、会議の2週間前となる27日に提出は締め切られる。

 志望届の提出者は前週が終わった段階では83人で、この1週間で41人が新たに届を出した。その中でも、最注目はノースアジア大明桜(秋田)の風間球打投手だろう。今夏の秋田大会で世代最速とされる157キロをマーク。長身から繰り出されるストレートは常時150キロ前後を記録し、変化球も多彩で、今秋ドラフトでは1位候補に挙がる。

 今夏の甲子園で準優勝に輝いた智弁学園からは強打者の前川右京外野手も志望届を提出。甲子園では打率.375、2本塁打12打点の活躍を見せ、プロからも注目を集める。明徳義塾の左腕・代木大和投手や高校通算70本塁打、投げても最速148キロを誇る千葉学芸の有薗直輝内野手、横浜創学館の最速149キロ右腕・山岸翠投手らも届を出した。

 前週には北海(北海道)の木村大成投手や昌平(埼玉)の吉野創士外野手、中京大中京の畔柳亨丞投手、市和歌山の小園健太投手と松川虎生(こう)捕手、天理の達孝太投手、高知の森木大智投手ら有力な候補も提出者として公示されている。

(Full-Count編集部)

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