大谷翔平の45号は「ボールが破壊されていた」 指揮官が復活に太鼓判「状態問題ない」

試合後の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
試合後の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

6回には弾丸右前打「右翼への安打も良かったと思う」

■アストロズ 10ー5 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・アストロズ戦で「2番・指名打者」で先発出場し、8回の第4打席で10試合ぶりの45号ソロを放った。両リーグトップに1本差に迫った。ジョー・マドン監督は「ボールが破壊されていた。彼の状態は問題ない」と復活を宣言した。

 待望の一発は大量ビハインドの8回先頭だった。2番手右腕・ハビアーの内角フォーシームをフルスイング。打球速度116.1マイル(約186.8キロ)と、あっという間に右翼席中段へ飛び込む45号ソロとなった。6回1死一塁では弾丸の右前打。指揮官は「右翼への安打も良かったと思う。他にも逆方向にフライを打っていたのは良い兆しだと思う」と称えた。

 本塁打王争いでは両リーグトップ46本で並ぶブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに1本差に迫った。球団の本塁打記録では2位で2019年マイク・トラウトがマークした45本塁打に並び、2000年トロイ・グロスが記録したシーズン球団記録47本塁打にも2本差に。これで日米通算140号本塁打に到達した。

 ブルージェイズ・ゲレーロJr.が打率.321、46本塁打で打撃2冠。今季のMVP争いについて、マドン監督は「他の選手たちは2位、3位、4位だと思う」と言い切った。10試合ぶりの一発でストロングフィニッシュといきたい。

(Full-Count編集部)

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