大谷翔平への申告敬遠に「4800km離れたところからブーイング」 米メディア憤慨

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

3回の第2打席では2ボールから申告敬遠…本拠地は大ブーイングに包まれる

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間25日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席では2ボールから申告敬遠となり、スタンドからは大ブーイング。勝負させてもらえない状況に、米メディアも騒然とした。

 3点を追う3回2死二塁。カウント2ボールとなったところで申告敬遠に。地区2位のマリナーズは、ワイルドカードでのポストシーズン進出へ負けられない状況なだけに、危機を回避した。その結果、ゴセリンはニゴロに倒れ、得点にはつながらなかった。

 この日、本塁打王争いでブルージェイズ・ゲレーロJr.とロイヤルズ・ペレスが足踏みとなった中、2人に並ぶ46号が期待される中での敬遠。MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は、自身のツイッターで「私も(球場のファン同様に)3000マイル(約4828キロ)離れたところからオオタニの申告敬遠に対してブーイングだ」と憤慨した。

 さらに続けてペトリエロ記者は「プレーオフは間違いなく楽しいものになるだろうし、私も非常に嬉しく思う。しかしながらオオタニやソト、タティスのシーズンが終わるまであと1週間しか残っていない。それは憂鬱なことだ」と強調。一方で、エンゼルス公式ラジオの司会者トレント・ラッシュ氏は「敬遠を禁止せよ……」と綴った。

(Full-Count編集部)

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