大谷翔平、バットをベンチに叩きつける 7回10奪三振1失点も10勝目ならず悔しさ露わ

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

1点リードの7回に痛恨の同点ソロ被弾、7回10奪三振無四球、5安打1失点で降板

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・マリナーズ戦で「2番・投手」で出場した。7回10奪三振5安打1失点と好投したものの、打線の援護なく10勝目はお預けとなった。フォーシームの最速は99.2マイル(約159.6キロ)。降板時にはダグアウト内で珍しくバットを叩きつけ、悔しさをあらわにした。

 ほぼ完璧な投球だった。ポストシーズン進出を狙うマリナーズとの対決。6回まで無失点と好投したが、7回1死からケレニックに右越えソロを浴びた。3回2死ではクロフォードから98.3マイル(約158.2キロ)のフォーシームで見逃し三振を奪い、今季150奪三振。7回112球を投げ、無四球5安打1失点。今季4度目の2桁10奪三振と力投したが、勝ち星には届かなかった。

 打撃では6回先頭で中前打を放った。勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打の偉業達成だったが、3度目の挑戦も届かなかった。

(Full-Count編集部)

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