元日ハム監督ヒルマン氏がマーリンズコーチを辞任「球団外での機会を追い求める意思」

マーリンズのコーチを辞任したトレイ・ヒルマン氏【写真:Getty Images】
マーリンズのコーチを辞任したトレイ・ヒルマン氏【写真:Getty Images】

日本ハム監督で2006年に日本一達成、ロイヤルズ、韓国でも監督

 元日本ハム監督でマーリンズのトレイ・ヒルマンコーチが辞任を申し出たと大リーグ公式サイトが伝えた。他球団移籍を視野に入れているという。球団はまだ正式に発表していない。

 58歳のヒルマン氏は2019年からマリーンズのコーチに就任し、今季は三塁ベースコーチ兼内野守備インストラクターだった。2003年から日本ハムで監督を務め、SHINJO(新庄剛志)を擁した2006年には日本一を達成。「シンジラレナ~イ」は名言となった。2007年もリーグ優勝に導いた。日本ハム退団後は2008年から3年間、ロイヤルズで監督を務め、韓国プロ野球SKワイバーンズ(現SSGランダース)でも2017、2018年と指揮を執っていた。

 来季もドン・マッティングリー監督が指揮を執るマーリンズの首脳陣では、ヒルマン氏のほかにアシスタント打撃コーチのロバート・ロドリゲス氏も辞任の意向を伝えたという。大リーグ公式サイトは「両者とも、球団外での機会を追い求める意思をマーリンズに伝えた」と伝えている。ヒルマン氏の去就に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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