最速160キロ右腕、右の大砲… ソフトバンクで期待の2022年ブレーク候補は誰?

ソフトバンクのリチャード、杉山一樹、柳町達(左から)【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのリチャード、杉山一樹、柳町達(左から)【写真:藤浦一都】

リチャード、柳町ら野手の台頭を期待したい2022年

 2021年は60勝62敗21分の借金2に終わり、8年ぶりのBクラスに終わったソフトバンク。工藤公康前監督が退任し、藤本博史2軍監督が新監督に就任した。変革の年となる2022年、ソフトバンクでブレークが期待される新星候補は誰になるだろうか。

○杉山一樹投手(4年目・24歳)
 潜在能力はピカイチの最速160キロ右腕。昨季は先発、中継ぎ双方で15試合に登板して2勝2敗1ホールド、防御率3.20をマークし、今季は更なるレベルアップが期待される。昨季のグラブ刺繍は「男は鶏胸肉」、今季は「死にそうになってからが筋トレ」にするとかしないとか……。

○リチャード内野手(5年目・23歳)
 ソフトバンク期待の大砲候補。昨季は後半戦で34試合に出場して、7本塁打を放った。打率.181と確実性には欠けるも、5試合で1本のペースで本塁打を打てるパンチ力はやはり魅力。今季は開幕からスタメンを掴み、シーズンを通した活躍を見せたいところ。

○柳町達外野手(3年目・24歳)
 今季が3年目となる慶大出身の好打者。昨季は20試合に出場して打率.229も、ファームでは優秀選手賞を獲得した。昨季で現役を引退した長谷川勇也打撃コーチから“後継者”として名前を挙げられた期待の星。熾烈な外野手の定位置争いを勝ち抜けるか。

○正木智也外野手(1年目・23歳)
 ソフトバンクの課題とされている右の大砲候補の1人。高校時代には通算50本塁打を記録し、東京六大学でも通算10本のアーチを放っている。ドラフト2位で慶大から入団。逆方向にも長打を打て、1年目からレギュラー争いに加わってくることも期待される。

○野村大樹内野手(4年目・22歳)
 藤本新監督が秋季キャンプ中から名前を挙げて期待を寄せている4年目の内野手。身長171センチと小柄ながら、勝負強い打撃が持ち味だ。守備に課題を残しており、レギュラー奪取には守備力の強化が必須。松田、リチャードらとの三塁手争いを勝ち抜けるか。

(Full-Count編集部)

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