鷹・藤本監督、甲斐に苦言「考えてもらわないと」 2戦連続で初回に山川に3ラン被弾

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

2試合続けて初回に山川に3ランを被弾して劣勢に立たされた

 ソフトバンクは28日、本拠地PayPayドームで西武と対戦し、2-4で敗れて2連敗となった。初回に先発のC・レイ投手が山川に先制の3ランを被弾。2試合続けて「初回に3ラン」を浴びる展開に、藤本博史監督はバッテリーへ苦言を呈した。

 試合後、藤本博史監督と報道陣の一問一答は以下の通り。

――初回に3ランを浴びた。
「昨日と全く同じような配球というかね、その辺は考えてもらわないといけないなと思います。結果論やけどね、抑えていたら何にも言われないわけであって、プロ野球は結果ですからね。そういうところは反省して、好調な人というのは把握してリードしないとね」

――レイも制球が不安定だった。
「バッテリーの問題ですからね。うまく行かないなら行かないようにリードしないといけないし。昨日と同じ展開というのは悔しいですよね。重いですよね、昨日の続きやからね」

――打線はどうか。
「打線の方はあともう1本、得点圏にはいくけど、もう1本出ない歯がゆい試合でしたね。あと1本出てたら変わっていると思います」

――その中で今宮選手が4安打。
「3割乗りましたからね、自信にしてもらったらいいし、柳田にも本塁打も出たし、これであすから仙台で乗って行ってくれたらと思います。今宮は今のところは(打順)8番のままで行きたいと思います」

――柳田選手の状態は。
「まだタイミングが合ってない、本調子ではないと思いますよ。本調子には時間かかるかもしれないけど、天性のものっていうのがね。打席に入って集中してやってくれているので。いいバッターでも(10回中)7回失敗するんだから、試合にも貢献してくれているんじゃないかなと思います」

――バント失敗も痛かった。
「ああいうところはね、打てる打てないじゃなく、ああいう場面は決めてもらいたいですね。バントの空振りなんかも合ってない。経験しているんだから、ドシっとね。打てない時は守る、そういう時はあるわけですから。こういうのが1年続くわけじゃないんですから。チーム打撃はしっかりできるようにやっていかないと繋がりがね。なんかチグハグした1試合だったですね」

――藤井投手は好リリーフでしたが、36球投げた。
「明日は休ませます」