鷹・東浜巨、ノーノー達成会見全文 ノーノーを意識した瞬間、甲斐への感謝

「常にコミュニケーションをとって、話しながらやってる拓也のリードというのが僕の中で大きい」

――97球でした。
「しっかりストライクゾーンで勝負できたのが大きいと思いますし、四球を2つ出してもゲッツーを取れたのは、そういう要素も重なっていると思うので、全てがいいように働いてくれたかなと思います」

――三振への意識は?
「追い込むまでは三振は狙ってなくて、ツーストライクになってどうしようかな、と。三振は狙ってないですね」

――快挙の1番の要因はどこに。
「1番は常にコミュニケーションをとって、話しながらやってる拓也のリードというのが僕の中で大きくて。拓也とずっと組んでやってきてますし、いい時も悪い時も経験しながらやってきている。拓也ととったノーヒットノーランだと思う。そこが大きい。話しながら、引っ張ってもらいながら、要所では我を通しながら、そういう駆け引き、そういうコミュニケーションを取れてやれたのが1番だと思います」

――甲斐選手とは試合中にノーヒットの話は?
「全然話していないです。毎イニング同じように、先頭どう入って行こうかと話して、いつも通りやってきた結果がよかったと思います」

――千賀投手以来の快挙です。
「狙ってできるものでもないですし、野球人生の中でもそうできることではないと思う。それをプロ野球の世界でできたというのは自信になりますし、もっと上に行きたいなという向上心も出てきてる。嬉しいですね」

――人生でノーノーの経験は?
「中学時代は1回している。高校も大学も未遂はある。なかなか難しいものだなと思っていて、まさか今日できるとは思わなかったです」

――中学のノーノーと比べて?
「もう昔なんで全然覚えてないです。違った特別感はあります」

エンゼルス・デトマーズのノーノーを偶然見ていた