大谷翔平、浮き上がる速球撃ち8号 マドン監督は敵軍エース攻略を称賛「見事だった」

取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:小谷真弥】
取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:小谷真弥】

「モンタスからホームランを打っている選手はそう多くない」

■エンゼルス 4ー1 アスレチックス(日本時間16日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で2試合連発となる先制の8号2ランを放った。これが決勝点となった。ジョー・マドン監督は「高めの球をかなり引っ叩いたね。浮き上がってくる直球を打った。見事だった」と声を弾ませた。

 初回1死二塁。エース右腕・モンタスの高め、95.9マイル(約154.3キロ)のシンカーを一振りで捉えた。バックスクリーン右への先制の8号2ラン。「以前もあの投手からホームランを放っているが、モンタスからホームランを打っている選手はそう多くない。去年アナハイムでの開幕シリーズで(ホワイトソックス)シーズから打ったホームラン(4月4日、2号ソロ)によく似ている。最近(バットの)ヘッドが上がり始めている」とマドン監督。剛腕を仕留めた一発に目を細めた。

 大谷が一発を放った6試合は負けなし。シーズン35発ペースとなった。確実に状態を上げ、16日(同17日)から敵地・レンジャーズ3連戦に臨む。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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