なぜ快挙から中5日で先発? 鷹・東浜を沖縄第1戦に据えた首脳陣の思惑と“親心”

ソフトバンク・東浜巨【写真:球団提供】
ソフトバンク・東浜巨【写真:球団提供】

ローテ通りなら水曜の先発だった東浜を中5日で起用した理由とは…

 ソフトバンクは17日から沖縄のセルラースタジアム那覇で西武と2連戦を戦う。第1戦の先発には前回登板だった11日の同戦でノーヒットノーランを達成した東浜巨投手が中5日で故郷で凱旋登板。あえて中5日での登板となったのは、藤本博史監督らの“親心”もあったようだ。

 ノーヒットノーランから中5日で迎える登板。プレッシャーの中での快挙達成だっただけに、97球と言えど「いつもより疲労感は感じました」という東浜。そこから普段と登板間隔を縮めての登板。郷里でのマウンドを意気に感じ、気持ちを昂らせていた。

 本来のローテ通りにいけば、東浜は18日、水曜の登板。沖縄での第2戦での先発は可能だった。ただ、あえて中5日で第1戦に回してきたところに首脳陣の思惑が透ける。16日の投手練習後に取材に応じた森山良二投手コーチは「沖縄ですし、東浜に頑張ってもらいたいと思って。状態もいいんで期待しています」と口にした。

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