エンゼルス“戦力外”は「本当に辛い」 ウェイドに古巣ヤ軍ファン「連れ戻せ」

エンゼルスからDFAされたタイラー・ウェイド【写真:Getty Images】
エンゼルスからDFAされたタイラー・ウェイド【写真:Getty Images】

今季は67試合で打率.218、1本塁打、8打点、8盗塁

 エンゼルスのタイラー・ウェイド内野手が3日(日本時間4日)事実上の戦力外(DFA)となった。大谷翔平投手から「イケメン」の愛称で呼ばれていた27歳は、今季ここまで打率.218と低迷。突然の岐路に、古巣のヤンキースファンらからは「彼を連れ戻せ」「彼はヤンキースの一員だ」と早くも熱望する声が上がった。

 ウェイドは2017年にヤンキースでメジャーデビュー。昨季は自己最多103試合出場、打率.268、17盗塁をマークし、オフにトレードでエンゼルス入りした。開幕をメジャーで迎えたものの、ここまで67試合で打率.218、1本塁打、8打点、8盗塁だった。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は、ウェイドのコメントを紹介。「残念だよ。この場所にいるみんなのことを大事に思っている。このチームが大好きなんだ。最初から言っていることだけど、このグループは特別。僕はまだそう思っている。それが一番僕にとっては苦しいよ」と胸の内を語っていた。

 エンゼルスの広報ツイッターには、惜別の声が続々。「タイラー、私は本当に辛いよ」「ウェイドDFAなの(涙)」「球団にとってはいい動きだけど、私は少し悲しい」とのコメントが並んだ。一方で、「キャッシュマン(ヤンキースGM)よ、彼を連れ戻せ」「将来のヤンキースの選手」との声もあり、古巣復帰を願っていた。

 内外野を守れるユーティリティ選手で、日本のファンにも認知されていたひとり。「俊足で内外野どこでも守れるので、どこか獲得するチームがあるかもしれない」「そしてイケメンはDFA……AAA行くのか、どこかから声がかかるのか……」などと去就に注目するファンもいた。

(Full-Count編集部)

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