大谷翔平、50-50記念球は手元に戻らず 捕ったファンが持ち去る「取り戻せなかった」

マーリンズ戦に勝利し、引き上げるドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
マーリンズ戦に勝利し、引き上げるドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷の50号はファンが持ち去るとマイアミのメディアが報道

【MLB】ドジャース 20ー4 マーリンズ(日本時間20日・マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、自身初の3打席連発で「51本塁打&51盗塁(51-51)」の偉業を達成した。マーリンズ地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクレイグ・ミッシュ記者によると、史上初の50-50を達成を決めた記念球はドジャースに戻らなかったという。

 すでにこの日2盗塁をマークしており、50-50に王手をかけ迎えた7回2死三塁の第5打席。大谷はナックルカーブを左翼席へ運び、打球速度109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離391フィート(約119.2メートル)、角度27度の一発。50-50達成に球場総立ちで祝福した。

 大谷の50号が飛んできた左中間席は大混乱だった。最後は黒のTシャツを着た男性ファンが股間に抱え込むようにして確保した。観戦していたファンによると、キャッチした男性ファンは球場警備員に連れられて即退席していた。

 大谷は試合後、記念球について「試合中なので特に」捕ったファンと接触していないことを明かしていた。ミッシュ記者によると「ショウヘイ・オオタニの50号本塁打のボールをキャッチしたファンはボールを持ち帰ることを選択した。ドジャースは取り戻せなかった」と伝えた。

(Full-Count編集部)

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