西武辻監督、59歳の誕生日 来年は「還暦のお祝いと一緒に優勝のお祝いを」

西武・辻発彦監督【写真:上岡真里江】
西武・辻発彦監督【写真:上岡真里江】

26日ドラフト会議で2日遅れの誕生日プレゼント獲得なるか

 10月24日、辻発彦監督が59歳の誕生日を迎え、報道陣から似顔絵プレート付きのケーキをプレゼントされた。

 監督に就任したばかりで迎えた昨年と同様、メットライフドームで迎えた記念日。改めて監督1年目を振り返り「1年やってきて、選手たちの成長も感じられた。ただ、『成長したかな』という喜びはあるのですが、勝負事ですから、最後に(CSで)負けて残念でした。またこれで1ステップ上がったと思って、来シーズン、より上に行けるように頑張らなければいけないなと思っています」と、話した。

 また、59歳として過ごすシーズンだけに、来年は、その結果をもって60歳の節目の誕生日を迎えることになる。「還暦のお祝いと一緒に、優勝のお祝いができればいいなぁと思いますね」。これまでの過去一番嬉しかった誕生日の思い出は、1990年。「当日、日本シリーズで活躍もできたし、ちょうど日本一を決めた日」と明かしている。だが、夢見る通り、優勝して還暦を迎えられれば、「人生で一番の思い出になると思う」。来季への思いは増すばかりだ。

 そのためにも、まず、重要な戦力補強の鍵を握る26日のドラフト会議に、命運を託す。「あさって(26日)、いい誕生日プレゼントがもらえたらいいね」。2日遅れで、球団はどのようなプレゼントを贈ることになるのか。大きな注目だ。

(上岡真里江 / Marie Kamioka)

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