ロッテ井上が西武戦でシーズン31打点 レロン・リー以来44年ぶりの30打点超え

ロッテ・井上晴哉【写真:荒川祐史】
ロッテ・井上晴哉【写真:荒川祐史】

初回1死一、二塁の好機で右翼へ2点三塁打

■ロッテ – 西武(21日・ZOZOマリン)

 ロッテの井上晴哉内野手が21日、ZOZOマリンでの西武戦で初回に2点タイムリー三塁打を放ち、今季西武戦での打点を31とした。

 雨でぬかるむ最悪のコンデションで、7月31日以来の先発マウンドとなった石川が西武打線につかまり3失点。その裏、制球を乱した西武先発の菊池を相手に1死一、二塁の好機を作ると、打席に立った井上は138キロのスライダーを捉えて、ライナーで右前へ運んだ。右翼の金子侑が後逸する間に2者が生還。4番の一振りで1点差に詰め寄った。

 今季西武戦で7本塁打、29打点を記録していた井上は、この2打点で31打点まで伸ばした。西武を相手にシーズン30打点以上を記録したのは、1977年のレロン・リー(31打点)以来チーム41年ぶりの出来事。井上は「打ったボールはわかりません。4番として何とかしたいと思っていた。(チームは6連敗と)こういう状況だけど、最後はいい形で終われるよう頑張ります」とコメントした。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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