【野球と音楽・特別対談】元燕エース川崎憲次郎とギター番長・古市コータローが抱く“地元”への特別な思い
スペシャル対談“最終打席”は大分と東京を大いに語る
野球と音楽をつなぐ、おなじみのラジオ番組、Full-Countプレゼンツ「NO BASEBALL, NO LIFE.」。「野球と音楽・特別対談」と題してお届けする、元ヤクルトスワローズのエース右腕・川崎憲次郎と、筋金入りのヤクルトファンでもあるバンド「THE COLLECTORS」の古市コータローの豪華対談もいよいよ最終回を迎える。
子供の頃にプロ野球選手を目指していたというギタリストの古市。実は大のロック好きで、引退後は解説や地元大分のカボス大使を務める傍ら、足繁くライブに通うという川崎。そんな2人をつないだ「SCOOBIE DO」のオカモト”MOBY”タクヤが参加する中、真剣勝負のトーク対決は最終の第3打席を迎える。
【第3打席 「川崎漁業組合」と「東京」】
MOBY「川崎さんは現在、どんな活動をなさっているんですか?」
川崎「地元大分のケーブルテレビ局で『川崎漁業組合』っていう釣り番組をやってます。今年で5年目になるんですけど、CSスポーツ局のGAORAでも放送されてるんです。この春からアシスタントとして5代目釣りガールが登場しますよ!」
MOBY「いい名前ですね」
川崎「釣りだけじゃなくて地元の工場や漁を手伝ったり、地方PRの番組です。GAORAでは野球中継が終わったらこの番組に切り替わることも多くて、若い人は僕のことを野球じゃなくて、釣りのおじさんだと思ってますから(笑)。でも、この番組のおかげで野球関係者の釣り好きとも交流ができて、球場で釣りの話になることもあります」
一同(笑)
MOBY「釣り好きといえば城島(健司)さんもいますね」
川崎「あの人はもはや、完全に釣りの人です(笑)。 僕の地元(佐伯市)は隣町と合併しても住民が少なくて、年間1000人くらい人口が減っているので、このままだと街がどんどん小さくなってしまう。僕自身、高校卒業してから30年くらい、正月の数日間以外は地元に帰っていなかったんです。でも、帰るきっかけを作っていただいたこの番組で、地元の良さを伝えていければと。生まれて15年しかいなかったので、改めて地元を知るきっかけになっています」
古市「重要な役割ですね」
川崎「直接何かを実行する役割ではありませんが、地元に人を呼ぶきっかけになればと思っています」
MOBY「大分の『かぼす大使』としても活動されてますよね」
川崎「そうです。観光地として海も砂浜もキレイで自然がいっぱいありますから、そんな場所で音楽だったり、スポーツだったり、何かをきっかけに盛り上げられたらいいなと考えています。ライブが実現したら僕、かぼすハイボールを作りますよ! 切ったかぼすを凍らせて氷代わりにお酒に入れるんですよ」
古市「それは最高ですね」