西武平井の登板ペースは歴代最多に匹敵? 久保田、藤川、浅尾らと比較
7月末で53試合、西武平井の登板ペースを先人たちと比べると……
開幕直後から話題となり続けているその登板ペースは、はたして先人たちにも匹敵するものだろうか。西武の平井克典投手が開幕から場面を問わずに登板を重ね、時にはイニング跨ぎもこなす大車輪の活躍でチームの中継ぎ陣を懸命に支えている。7月31日時点での平井の成績は、次の通りとなっている。
53試合 4勝1敗21ホールド25HP 57回 51奪三振 防御率2.37
48試合を残して53試合に到達した平井の登板ペースはかなりの多さだが、過去にも年間登板試合数の日本記録を保持する久保田智之氏(元阪神)をはじめ、藤川球児投手(阪神)、浅尾拓也氏(元中日)、そしてライオンズの大先輩にあたる稲尾和久氏(元西鉄)のように、平井と同様に開幕直後からフル回転の活躍を見せた投手たちは存在してきた。
そこで、今回はシーズン登板数の上位記録を保持している投手たちの中で、その年にタイトルを獲得した4投手の7月31日時点での成績を紹介。先人たちに比べて平井の登板ペースがどのレベルに位置するのかを、7月末時点の数字から比較していきたい。