元DeNA荒波の現役引退にファン涙 「たくさんの夢と感動をありがとう」

昨季まで8年間DeNAでプレーした荒波翔【写真:荒川祐史】
昨季まで8年間DeNAでプレーした荒波翔【写真:荒川祐史】

荒波は自身のインスタで引退表明 DeNAの野球スクールで講師に

 元DeNAで今季はメキシカンリーグのモンテレイでプレーしていた荒波翔外野手が8月31日、自身のインスタグラムを更新。2012年から2年連続でゴールデングラブ賞を受賞した33歳は「この度、約9年のプロ野球生活に終止符を打ち、現役を引退する事と致しました」と綴った。

 荒波は横浜高、東海大、トヨタ自動車を経て2010年ドラフト3位で横浜(現DeNA)入り。昨季までの8年間で522試合出場、410安打、10本塁打、96打点、62盗塁をマークした。今季はメキシカンリーグ・モンテレイで47試合、打率.293、12打点、7盗塁の成績を残したが、6月下旬に自由契約となっていた。「ベイスターズで8年、メキシコリーグ モンテレイで3か月プレイできたことは、私の人生の誇りです。小学1年生のときに野球を始めてから今まで27年間、僕の野球に携わってくださった指導者の方々、学校関係者・球団関係者の皆様、そしていつも応援してくれるファンの皆様……全ての方々に心から感謝致します」と感謝のメッセージを綴った。

 今後はDeNAの野球スクールで講師を務めるという。「これからも僕を成長させてくれた「野球」を通じて、どんどん新しい事に挑戦していきたいと考えています! まず一つ、来月からベイスターズのアカデミーの講師を務めることになりました。生まれ育った横浜には誰よりも思い入れがあります! “野球って楽しい!” “野球が大好きだ!”という子供が一人でも増えることを願い、精一杯努めます。また、アカデミーの講師以外にも横浜への地域貢献、また野球人口増加の為の活動を考えています」と意欲。最後に「僕の野球人生は、挑戦して掴み取ったことが多かったので、これからも挑戦する気持ちを忘れずにいたいと思います。そして、どんな時も皆さんから頂く応援は、一番の励みになります。これからも応援よろしくお願い致します」と前を向いた。

 ファンからはコメント欄に「いつも全力プレーの姿を見てファンになりました! もーあの姿を見れないのは悲しいですが背番号4での活躍は絶対に忘れません!!」、「現役生活お疲れさまでした!! これからもベイスターズ、横浜をよろしくお願いします」、「荒波さん、本当にお疲れ様でした! たくさんの夢と感動をありがとう ベイスターズファンになるきっかけになったのが荒波選手。ずっとずっと大好きです!!」などと多くのメッセージが送られた。

【写真】約9年間の思い出が詰まった写真にファンが続々コメント 元DeNA荒波翔が自身のインスタグラムで現役引退を報告

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